次世代のサステナブル素材「ハイラクト」
ハイケム株式会社
バイオマス由来の生分解性素材として注目を集めるPLA(ポリ乳酸)をハイケム独自に研究開発し、次世代のサステナ素材「ハイラクト®」として展開しています。PLA(ポリ乳酸)とは、トウモロコシなどに含まれるデンプンを原料とした植物由来のサステナブル素材です。乳酸による抗菌性があり、廃棄焼却しても大気中の二酸化炭素を増加させない(カーボンニュートラル)ため、化学繊維よりも環境負荷が低く、脱炭素社会に貢献します。また、一定の環境下で水と二酸化炭素に分解する(生分解性)ため、自然環境下で分解します。
ハイケムでは、PLA(ポリ乳酸)の弱点である熱に弱い性質を克服するため植物由来の改質剤を用いることで耐熱性を向上させました。また、繊維化に際しては、日本の繊維業界におけるスペシャリストとタッグを組むことで、日本の卓越した伝統的な織物技術や染色技術を盛り込み、世界に通用するグレードの繊維の開発に成功しました。